ご存知の通りタイにはいろんな屋台があります。
タイ人は共働きが多くあまり料理をしない感じ。
外食したり、熱いトムヤムのスープをわざと溶けてもいいように分厚く作られたポリ袋に入れて持ち帰ったりする。
麺の屋台。
焼き鳥の屋台。
などのポピュラーなものは定番だけれども、
雷魚の丸ごと唐揚げの屋台や、はたまた炎天下の路上でタイ人が寿司を握ってたりするから焦る。
タイ人の胃袋を満足させるだけでなく、我々旅行者の好奇心も満たしてくれる。
それが多種多様に発達したタイの屋台文化。
そんな中でもひときわ異彩を放っていたのが、
昆虫の屋台。
タイの屋台に並ぶ昆虫の種類
一言で昆虫と言ってもタイで売られている虫たちは多種多様。
バッタ。
蚕。
そしてコオロギ。
水生昆虫のゲンゴロウ。
そしてBIGなタガメ。
他の昆虫は量り売りのようだったが、タガメだけはなぜか1匹10バーツで売られていた。
さすがにタガメのルックスには引くよね。
メダカを捕まえるためのアームが口の中に刺さりそう…。
ほとんどの昆虫は素揚げして、塩などで味をつけてある感じだった。
この中から1番イージーに抵抗なく食べれそうなワームをチョイス。
ミルワームっぽいけどちょっと違う。
これで50バーツだから170円くらいかな。
虫料理の中では高級な方みたい。
タイ人の友人の住むコンドミニアムにお土産に持って行った。
この彼だがなかなかいいコンドミニアムに住んでる。
中庭には共用の50Mはあろうプールがあり、彼らの住む部屋はTOKYO ・LONDON ・NEWYORKなどのテキストが書かれたいかにもデザイナーズといった感じのLDKだ。
タイ人は昆虫にどんな反応を示すんだろうか??
彼は僕のお土産のイモ虫を見るなり、
「あ、それおいしいよ。」
と一言。
「お酒のつまみになるよ。」
ともう一言。
なんでもこの虫は竹の中に住んでいるなんかの幼虫らしい。
名前はタイ語だしよくわからなかったけど。
いざ、実食。
・・・。
・・・。
ん?プニョプニョする。
イモ虫本体に味はあまりない。
振りかけてあった塩の味と香ばしい油の香りがする。
全然いけるじゃん!!
実は昆虫食は国連食糧農業機関(FAO)からも食糧危機を救うための食べ物として注目されているみたい。
将来的に虫を食わなくちゃいけなくなったとしても僕はサバイブできると思う。
タイ人の友人によると僕の買って来たお土産のイモ虫は調理方法がヘタクソだとのこと。
本当はカリカリに揚がっていてもっと美味しいらしい。
時間が経っていたこともヘニャヘニャだった原因の一つだったかもしれない。
みなさん美味しい虫を食べるには屋台選びも重要みたいです。
できればその場で揚げているお店を選びましょう!!
虫が食べられる屋台ですが、狙って探すとなかなか見つかりません。
今回買ったのは郊外のスーパーの前にあった屋台群でした。
以前チャットゥチャックマーケット(ウィークエンド・マーケット)でも虫の屋台を見つけたことがある。
カオサンではサソリを売っているお兄さんもいたから、多分カオサン通りにも虫のデパートがあるかもしれない。
みなさんもタイに行った時は虫料理の屋台に挑戦してみてください!
ちなみに大手通販サイトのamazonでも虫料理は簡単に購入できます。
イナゴや蚕のさなぎ、蜂の子、ざざむしの高級虫たちの甘露煮も購入可能です。
興味ある方は一度チェックしてみてくださいね。
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