アメリカ観光行った際に兼ねてから行きたかった監獄島アルカトラズ島刑務所へ行った時のことをブログ記事にしてみました。
アルカトラズ島ツアーの予約方法と日本語での予約についても紹介しています。
これから行かれる皆さんもよければ参考にしてください。
チケット予約なしで刑務所観光するのは無謀⁈
人気観光スポットなので、夏休みシーズンは特に早めの予約が必要と聞いていたのでウェブサイトで2ヶ月前から予約していました。
僕は6月後半に入ったのですがかなりたくさんの人で溢れていましたね。
予約なしで行くのは無謀かと思っていましたが実は当日券も買えなくは無いみたいです。
ただ、予約していくと時間指定とかもできますし、当日券が無いという事態になることもないとは言い切れませんので、行く予定が決まっている方は予約しておいたほうがいいと思います。
予約しておくと安心感がありますよね。
アルカトラズ島の料金と予約方法
アルカトラズ島の見学ツアーはAlcatrazcruises(アルカトラズクルーズ)によって運営されています。
見学ツアーのチケットはウェブ予約と電話予約で手配できるのですが、ここは手軽さの点ではウェブ予約の一択でしょう。
ちなみに予約サイトは英語になります。日本語での予約方法も、少し後でご紹介しますね。
基本的ツアーはEarly Bird Tour(朝一番のツアー)とDay Tourです。
料金は以下の通りです。(2017時点)
大人 $37.25
シニア(62歳以上) $35.25
5~11歳 $23.00
他にもグレードアップされたツアーであるBehind the Scenesや夜に見学するNight Tour(夏季)、すぐ近くのエンゼルアイランドにも寄るAlcatraz & Angel Island Combination Tourなどのツアーもあります。これらのツアーは料金が少し高くなります。
下記で最新料金確認できます。
▶︎http://www.alcatrazcruises.com/website/price-schedule-chart.aspx(英語)
チケットをウェブで予約したら予約票を印刷し当日、ピア33にあるチケット窓口(Will Call)でチケットと引き換えます。この時にパスポートなどの写真付き身分証明書が必要になりますので注意してください。
日本語での予約方法
予約サイトは英語しかありません。
どうしても日本語で予約したいという方には、オプショナルツアー予約の最大手のサイトのベルトラには日本語で予約できるツアーが用意されています。料金は80ドルです。
主要ホテルからの送迎も付いていて、日本語ガイドですので不慣れな方はこちらを選ぶのも良いかもしれません。
アルカトラズ島の監獄と、
フィッシャーマンズワーフやロンバートストリート、
ゴールデンゲートブリッジなどの人気スポットの入場観光を組み合わせたツアーもあります。
サンフランシスコの名所を1日で回ることができるので便利。
アルカトラズ島に上陸せず、島の周りをクルーズするだけのツアーを間違えて予約しないように注意してくださいね。
上記2つはアルカトラズ島に上陸して内部を見学できるツアーです。
アルカトラズ行きフェリーの発着時刻
ツアーのフェリーが発着するピア
見学のためのフェリーの発着場所はPier33です。
夏季のナイトツアーは午後6:30の出発のフェリーもあります。1日サンフランシスコの街で遊んだ後に見学ツアーに行けば時間の有効利用ができるかもと思いますが、見学ツアーは結構な距離を歩くので無理やり行程を組むと大変です。
この手のツアーにしては島までのフェリーの本数が多いのはありがたいですね。
朝一のツアーは参加者が少ないのでかなりオススメです。
出発便はあらかじめ予約時に決めなくてはいけないのですが、帰りは好きな便に乗って帰れば良い仕組みになっています。
そもそもアルカトラズとは
そもそもアルカトラズとはサンフランシスコから3km沖合にある凶悪犯が収容される刑務所があった島のこと。
アルカトラズ刑務所は1934年から1963年までの間使用され、ほかにもシカゴの有名なマフィアであるアル・カポネや銀行強盗で有名なマシンガン・ケリーなど名だたる囚人が服役していました。
現在はアメリカ合衆国国立公園局によって管理され、観光客が訪れることができるようになっています。
島の海域は冷たい海と早い潮流のゆえに、決して脱獄不可能と言われ「悪魔島」とも呼ばれていたアルカトラズ島。
アルカトラズ島を舞台にした映画やドラマもたくさん作られ、アメリカ人たちの間でも超人気スポットです。
過去には一度に3人の囚人が脱獄し、今なお生死が分かっていないという事件も起きました。
見学順路の中にも、彼らが掘った監房の中の穴と看守を騙すために使用した、手製の雑なハリボテの頭などがベットに置かれたそのままの姿を見る事ができます。
実際に脱獄に使った穴を見て、よくこの穴をすり抜けたなぁと思いましたね。
アルカトラズ島内の見学ツアー
オーディオ端末を渡されて、自分たちで島内を歩いて見学するセルフ・オーディオツアーが主体です。このオーディオツアーですがちゃんと日本語も用意されています。
結構面白かったのが、刑務所の各場所のオーディオ説明が囚人が案内してくれているような感じで吹き込まれていること。
よくありがちな棒読み説明ではなく、飽きさせない工夫が一捻りされていて楽しかったです。
時間帯によっては、国立公園のガイドの説明などが行われていることもあります。
しっかり目に見ると島内は2時間以上見学にかかります。
刑務所の建物は囚人たちによって建てられたもの。自分たちで建てた建物に収監されるとは皮肉です。
アルカトラズの刑務所が閉鎖されたのは維持管理にコストが掛かりすぎたからだそうです。
これだけ警備の厳重な建物ですが、結構囚人の待遇はよかったそうで、全米の囚人たちの中にはアルカトラズ島への移送を希望するものたちもいたとのこと。
映画では懲罰官房で放水され受刑者が水浸しのまま暗闇に閉じ込められているシーンを見た覚えが有るのですが…。うーん、どちらが本当なのでしょうか。
ケース バイ ケースかな。
島内は自然が豊かで海鳥もたくさんいました。
鳥たちも庇護されていて、ちょっとした野鳥の楽園といった様子です。
実はアルカトラズ島には刑務所として用いられなくなった後に、先住民の部族により占拠され独立宣言されたという過去もあります。
その点についても本格的に展示されていて非常に興味深かったです。
島の給水塔にはインディアンたちの書いた文字が残っています。
給水塔にはインディアンの政治的なスローガンが残っている
お土産ショップもおすすめ
アルカトラズ島内にはお土産ショップもあります。
他の国立公園でもそうなのですが、グッズの品揃えがすごいです。食器からトレーナーまでアルカトラズの名を冠したグッズであふれています。
私はなぜか友人への土産として、刑務所内で使われていたものを再現した食事用トレーを購入してしまいました。
アルカトラズの受刑者が書いた本もたくさん置いてあったりするのですが、書いた元受刑者のご本人がショップ内で本を買ってくれた人にサインするサービスをしてました(笑)
有名な方なのでしょうか?このサービス今もあるかどうかは不明です。
ショップのスタッフもとってもフレンドリーでしたよ。
まとめ
サンフランシスコを代表するスポットであるアルカトラズ島。
潮風を浴びつつクルーズ気分も味わいながら、サンフランシスコの街を眺めることができて、満足度の高いツアーでした。
アメリカ人にとっての人気スポットである理由も納得できました。
コメント