ドミニカ共和国についての実際に旅をしたという情報は、他の地域に比べて圧倒的に少ないです。
やはり旅をするにあたって治安は気になるところですよね。
今回は実際にドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ、第二の都市サンティアゴを始め、ラ・ロマーナやコンスタンサ、バラオナ等の各地を旅した私がドミニカ共和国の治安について少し書いてみようと思います。
(2013年に旅行した一個人の感想です。治安状況は変化しますので十分注意の上ご旅行ください。)
最新の情報は外務省のホームページをご覧ください。
あくまでも肌感という程度で参考にしていただければと思います。
街に銃は多い
街に銃は溢れていると言って良いでしょう。
地下鉄の駅は武装兵士でガードされていますし、
スーパーマーケットの入り口にはライフルを持った民間の警備員がいます。
商業施設の駐車場には監視塔があり、こちらにもライフルを持った民間の警備員がいます。

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商業施設側が強盗対策に武装した人員を雇っているわけですね。
ドミニカ共和国には個人でも銃を持っている人も多いですし、許認可の基準も銃社会と言われるアメリカなどとは比較にならないと思います。
以下は外務省のページより引用です。
銃器の所持は許可制ですが,その登録数は非常に多い上,違法銃器も多数出回っているため,銃器を使用した犯罪が多発しています。警察と犯罪者集団の間,または麻薬絡みの縄張り争いなどの犯罪者同士による撃ち合いも発生,流れ弾による死傷事案も出ています。
ドミニカ共和国では強盗に注意
銃が多いので、強盗は大抵銃を所持していると思って間違いないでしょう。
運悪く強盗にあった時には、抵抗せずに金品を差し出すのが無難です。
薬物使用者も多いようなので十分注意する必要があります。
日本人は大抵中国系移民とルックスで間違えられます。
中国人は金を持っていると思われているようなので要注意です。
財布は2つに分けてすぐに出せる様な捨て金を用意しておくとよいかもしれません。
また、カメラやスマートフォン・時計等はやたらと見せるのではなく、安全が確認できる場所でのみ使用したほうが良いでしょう。
まぁ現地の人もスマートフォンは結構普通に使っていますけれど。
交通事故にも注意
交通マナーも悪いですから、事故に巻き込まれない様に注意です。
アメリカやマレーシアで運転していた私ですが、ドミニカ共和国での運転には萎縮してしまいます。
公共交通機関も長距離バスは例外として基本ボロ車ですから安全基準など存在しません。
乗り合いタクシーには乗るなとよく言われますが、現地在住の日本人は割と普通に乗っています。
私も一緒に乗りました。乗り合いタクシーはボロすぎですが…

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ただやはり自己責任。自分の身は自分で守るしかありませんね。
旅をしてみて治安はどうだったか
私は1ヶ月間ドミニカ共和国を旅しましたが、強盗にあったりすることは一度もありませんでした。
しかし、サント・ドミンゴで逃げるバイク(恐らく強盗)を追いかけるパトカーは目にしましたね。
日本とは比較にならないくらい警察も撃つので、流れ弾などには注意する必要があります。
現地の友人などと街を車で移動していると、ここの通りは危ないと教えてもらったりすることも何度かありましたので、やはり現地をよく知っている人と行動するのが一番安全かとは思います。
現地在住の知人なんていないという人がほとんどですよね。
最近は現地在住の日本人のガイドを紹介してくれるサイトもあります。
例えば、ロコタビには現地在住のガイドが幾人か登録されていますよ。
また、ちゃんとした観光をしたいという方はベルトラのツアーなどを利用してみるのも良いのではないでしょうか。
私個人の感想としては、途上国なども問題なく旅できるという旅慣れた人なら、外務省の出している指示通りに行動して不用心な行動を取らなければ、一人で十分旅できる国でしょう。
最後になりますが、私にはドミニカ共和国出身の友人がいるのですが、彼が2018年6月にドミニカ共和国に一時帰国したので現地の治安を聞いたところ、警察も頻繁に街を巡回しているので治安は良かったと言っていました。
ぜひ安全には注意して楽しい旅行をしてくださいね。
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